ホロアースとは?

ホロアースの紹介 (概要)

ホロアースは、VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社が開発するメタバースプロジェクトです。

ホロライブのメディアミックス企画「ホロライブ・オルタナティブ」に登場する異世界「ホロアース」を舞台に、様々なコンテンツをバーチャル空間上で展開することを目指しています。

PC向け(Windows)のクライアントソフトを無料でインストールすることで誰でも参加可能であり、自分のアバター(分身)を作成してホロライブの仮想世界を冒険したり、他のユーザーと交流したり、バーチャルライブなどのイベントに参加したりできるサービスとなっています。

カバー社は本プロジェクトを「全人類のカルチャーにバーチャルという選択肢を提供する」ことを掲げており、単なるゲームに留まらない総合的なメタバースプラットフォームとして完成させる構想です。

ホロアースは2022年末にロビー機能のβ版公開から始まり、約2年にわたるオープンβテスト期間を経て、2025年4月24日に正式リリース(Ver.1.0.0)を迎えました。

正式版ではユーザーがゲーム内で衣装やスタンプを制作・販売できるマーケットプレイス機能も実装され、ホロライブの世界観をユーザー主導で創造・拡張できる段階へと踏み出しています。

ホロアースのゲームシステムと特徴 (分析)

ホロアースのゲームシステムは、大きく分けてソーシャルVR的要素サンドボックスゲーム的要素の二本柱で構成されています。

前者として、ホロライブの世界観を再現した共有空間「オルタナティブ・シティ」が存在し、プレイヤーは自分の分身であるアバターを操作して街中を歩き回り、他のユーザーとのチャットやエモート(ジェスチャー)でコミュニケーションを楽しむことができます。

アバターは性別を問わず髪型・顔・体型から衣装までカスタマイズ可能で、バーチャルサロン「ALT BEAUTYS(オルタビューティーズ)」で外見を編集したり、ファッションショップ「ALTERMODE(オルタモード)」で衣装やアクセサリを購入しておしゃれを楽しむことができます。

用意された衣装だけでなく、正式版からはユーザー自身がTシャツやパーカーなどのファッションアイテムやチャット用スタンプをデザインし、ゲーム内マーケットで販売するUGC(ユーザー生成コンテンツ)機能も追加されました。

これにより、自作の服を着て街を歩いたり、オリジナルのスタンプで交流したりと、ファンコミュニティ発のクリエイティブな盛り上がりが期待されています。

ホロアース内には「シミュレーションルーム」と呼ばれるサンドボックスゲームのプレイエリアも実装されています。ここではオープンワールド型のフィールドにおいて、素材となる木材や石を採集し、拠点(基地)を少しずつ発展させながら自キャラクターを強化していくというクラフトサバイバル的なゲームプレイが楽しめます。

昼夜の概念があり、夜には強敵が出現するため「ベッドで寝る」ことがゲーム進行上重要な要素になっている点がユニークです。他のサバイバルゲームでは単に時間経過させるだけの睡眠行為が、ホロアースではキャラクターの可愛らしい就寝モーションも相まってプレイヤーにとって一つの楽しみとなっており、睡眠(リラックス)システムがゲームの根幹の一つを成しています。

また、フィールド上には動物型から人型まで様々なモンスターが徘徊しており、素材集めの邪魔をしてきます。プレイヤーは武器(現在は剣や弓などが実装)やクラフトで作った装備品を駆使してモンスターと戦いますが、ホロアースのレベリングは独特で、いくらレベルを上げても体力や攻撃力といったステータスは向上しません。

レベルアップで解放される新レシピによる装備強化や拠点の発展、そしてプレイヤー自身の操作スキル向上によって、かつて歯が立たなかった強敵を倒せるようになる設計になっており、古典的ながら歯応えのあるバランスとなっています。

2024年9月のアップデートで強力なボスモンスターも初登場し、フレンドと協力して挑む協調プレイ要素も備わってきました。

フィールドの広さもソロで遊ぶには十分な規模で、移動用の乗り物が未実装な現状では徒歩移動の程良い大変さが「楽をしすぎない塩梅」としてプレイヤーからおおむね好評です(フィールド北東の雪山や遺跡など未踏エリアもあり、今後のアップデートによる拡張が示唆されています)。

さらに、自分専用のハウジング空間である「マイスペース」も2024年8月に実装されました。ここでは他ユーザーと共有しないプライベートな空間を持て、自室のように家具や建材を配置して飾ることができます(※サンドボックスの「シミュレーションルーム」とマイスペース間でアイテムの持ち込みは不可)。

正式版では、このマイスペース機能が発展する形で自作アイテムを陳列・販売する「マイショップ」も登場しました。

ユーザーは自分のマイスペースをショップとして公開し、他の人に訪問してもらうことができます。

建材を使って店舗の内装を凝ることも可能で、まさに仮想空間上に自分だけの店を出すというメタバースらしい体験が提供されています。

このようにホロアースは、アバターでのコミュニケーションやUGCマーケットによる経済活動、サンドボックスゲームでの冒険とものづくり、個人空間での創作と発信といった複数の要素が融合したプラットフォームです。

カバー社CTOの福田一行氏も「ホロライブ(配信中心の事業)とは異なるリアルタイム通信によるオンラインゲームに近い技術開発」であり、HololiveとHoloEarth両輪でグローバル展開していく重要性を語っています。

技術面でも新規性の高い挑戦となっていますが、目指すところは「ユーザーが自分の好きなように世界を自由に作れ、誰もがクリエイターとして活躍できる場」を提供すること。

ホロアースはホロライブファンのみならず、クリエイター志向のユーザーにとっても新たな可能性を広げる場となりつつあります。

開発会社・プロジェクトの背景 (分析)

ホロアースを手がけるカバー株式会社は2016年6月設立の日本のエンターテインメント企業で、代表取締役社長は通称YAGOOこと谷郷元昭氏です。

元々「VRゲームプラットフォームを作る」というビジョンを掲げて創業された経緯があり、創業当初はVR/AR技術を活用したコンテンツ開発(例:VR卓球ゲームのリリースなど)を行っていました。

途中からVTuber事業「ホロライブ」に注力し急成長を遂げましたが、メタバースプロジェクトであるホロアースは谷郷氏の原点的な目標を体現するプロジェクトとも言えます。カバー社はホロアースを完全内製で開発しており、その理由について「当社の他サービス(ホロライブ等)との連携も視野に入れ、開発の柔軟性を確保するため」と説明しています。

実際、開発陣は取締役CTOの福田一行氏を筆頭に社内の技術チームが中心で、Hololive制作で培った3D配信技術の知見を活かしつつ、新たにオンラインゲーム分野の専門人材も加えてプロジェクトを推進しているようです。

統括プロデューサーには大岡祐輝氏が就任し、サンドボックスゲーム部分のディレクターやリードエンジニアには外部のゲーム開発経験者も参加していることが開発ブログで紹介されています。

組織的にも「プラットフォーム開発」に注力するための人材を積極採用しており、メタバース事業への本気度がうかがえます。

プロジェクトの企画自体はホロライブの世界観プロジェクト「ホロライブ・オルタナティブ」の一環として2021年頃に始動しました。

2021年に公開されたホロライブ・オルタナティブのアニメPV第1弾では異世界ファンタジー風のホロメン(ホロライブタレント)たちが描かれ話題となりましたが、その「もう一つのホロライブの世界」を実際にユーザーが体験できる場として開発されたのがホロアースです。

2022年に入りプロジェクトの情報が徐々に明かされ、同年6月にはカバー公式サイトでホロアースプロデューサーのインタビュー記事が公開、11月に「ロビーβ版」の一般公開へと至りました。

ロビーβ版では基本的なアバター操作でロビー空間を歩き回れる程度でしたが、同年12月には早速ホロライブタレント参加の試験的なライブイベント「ProtoLive(プロトライブ)」が開催されました。このProtoLive#1は2022年12月26日、ホロアース内のライブ会場で森美声(Mori Calliope)さんとAZKiさんという歌唱に定評のある2人のタレントが出演したミニコンサートで、ホロアースのインフラ検証も兼ねたものとなりました。

カバー社はこのようにユーザーにテスト段階からコンテンツを公開しフィードバックを得ながら開発を進める方針をとっており、当初から「ユーザーとともに制作を深めていく」旨を表明しています。

実際、2023年以降ホロアースはオープンβテストという位置づけで頻繁にアップデートを重ね、段階的に機能拡充が行われました。2023年7月には2回目の公式ライブイベント「ProtoLive#2 ~ヤマトファンタジア~」を開催し、白上フブキさん・百鬼あやめさん・大神ミオさん・さくらみこさんといった人気タレントが出演。

ホロアース新機能のテストや他媒体(ホロライブ・オルタナティブのストーリー展開)との連動企画も実施され、次世代のバーチャルイベントのロールモデルを目指す公演となりました。

以降もホロアースでは、Hololive Super Expo会場の一部再現(2023年3月)、公式番組のバーチャル会場中継(2024年3月)など、ホロライブ関連イベントとのコラボ展開が継続されています。こうしたイベントはホロアース開発段階での技術実証でもあり、ユーザーにとってはテスト参加というより純粋に自宅で楽しめるコンテンツ提供となっていました。

ロードマップ的には、2024年を通じてオープンβで機能追加を進め、「2024年内の一般向けサービス開始」を当初目標としていました。

結果的に正式サービス開始は2025年4月となりましたが、カバー経営陣は「計画自体は順調に消化しており、大幅な遅延という認識はない」と説明しています。社内的にはリリース時期よりも完成度を優先し、ユーザー動向を見ながらリリースタイミングを図ったようです。

実際、正式版までにアバタークリエイト機能やサンドボックスゲーム要素といったコア機能は一通り出揃い、Hololiveファン以外も含め一定のユーザー層を惹きつける土台が整いました。開発費用は相当額にのぼっており、カバー社のIR情報によれば2024年3月期末までに約20~23億円の開発費を資産計上したとのことです。

この巨額の投資は2024年10月以降にソフトウェア償却費(減価償却)として損益計算書に計上開始される見込みで、2025年3月期(第9期)には約5億円程度の費用インパクトを想定するとしています。

つまりホロアースは短期で収益を出すプロジェクトではなく、中長期のプラットフォーム戦略として位置づけられていることが分かります。カバー社は「当該プロジェクトからの収益も当社が享受する形となる」と述べており、自社IPを活用した自社プラットフォームで収益化することでビジネスモデルの自給自足性を高める狙いがあります。

収益化の手段としては基本プレイ無料+課金要素という、いわゆるeスポーツ系ゲームで一般的な「非Pay to Win」モデルが想定されています。

公式には言及されていませんが、ゲーム内アイテムやスキン(アバター衣装やアクセサリ等)販売による収益が柱となる見通しで、投資家向け資料でもホロアースのマーケットプレイスやUGCサービス開始による収益構造の変化に注目が集まっています。

カバー社CEOの谷郷氏は「ホロライブプロダクションを通じて誰もがクリエイターとして活躍できる場を提供するプラットフォーム企業になる」というビジョンを掲げており、ホロアースはまさにそのビジョンを体現するプロジェクトです。

今後はホロライブで築いた巨大IPとファンコミュニティをホロアースに接続し、メタバース領域でのプラットフォーマーとしても事業を拡大していく戦略が示されています。

ホロライブというIPドリブン型エンタメに、ホロアースというテクノロジー&コミュニティドリブン型の収益軸を加えることで、カバー社の収益構造は大きなシフトを遂げつつあります。

実際、2023年度はグッズ物販などコマース事業の成長で営業利益が前年比+62%となるなど業績好調で、ホロアース関連の投資を吸収しつつある状況です。

もっとも当面はホロアースの運営コストや減価償却負担が利益を圧迫するフェーズが続く見込みであり、収益貢献はホロアース上で本格的な課金イベント(ライブの有料チケット制や大型コラボ課金など)が軌道に乗るかにかかっていると言えるでしょう。

イベント展開と最新ニュース (ニュース)

ホロアースはこれまでホロライブ関連の様々なイベントプラットフォームとして活用されてきました。初期のProtoLiveシリーズに続き、2023年3月の「hololive SUPER EXPO 2023」では幕張メッセで開催されたリアルイベントの一部ブースをホロアース内に再現し、来場できないファンにもバーチャル展示を楽しめる試みを行いました。

2024年3月の「hololive SUPER EXPO 2024」では、ホロアース内に巨大スクリーンが登場し、会場から配信される公式番組の同時中継(ライブビューイング)が実施されています。

ユーザーは自宅にいながら自分のアバターでバーチャル会場に集まり、他のファンと一緒に推しのステージ配信を観覧するという、新しいライブ参戦体験が提供されました。

これはまさにホロアースならではの利点であり、グローバルのファンも含め誰もが“分身でお祭りに参加”できることを示した好例です。

アップデート面では、2023年末から2024年にかけて大きな進展がありました。2023年12月にはVer.0.13.0アップデートでサンドボックスのシミュレーションルームが「オープンフィールド」に拡張され、エリアサイズの拡大、新モンスター、さらに新武器種「弓」が追加されました。

これによりホロアースのゲーム部分はいっそう本格化し、戦闘や探索の幅が広がりました。また同アップデートでフォトモード(スクリーンショット撮影機能)の強化や冬服コスチュームの追加なども行われ、着せ替え遊びやSNS共有といった楽しみ方も充実しています。

2024年には他にも、「ポーカールームβ」という期間限定のカジノ風エリアの公開(2024年11月)、前述のオルタナティブ・シティやマイスペース実装(2024年5月・8月)、アバター衣装・パーツの大量追加(衣装は累計百種以上、パーツは目や眉など73種類追加)など、月ごとに目玉要素が投入されてきました。そして迎えた2025年4月、Ver.1.0.0での正式サービス開始です。

この大型アップデートでは、先述の「ホロアースマーケットプレイス」開設によるUGCエコノミー解禁が最大のトピックとなりました。同時にホロライブ・オルタナティブ公式サイトとホロノメトリカ(関連プロジェクト)のWEB統合や、ホロアースのコンセプトを描くアニメPV第2弾の公開も行われ、プロジェクトの世界観発信にも力が入れられています。

5月以降もアップデートは続き、Ver.1.0.3(2025年5月末)ではホロライブプロダクション公式ライセンスを使ったUGCアイテム型紙が解禁され、ユーザーがホロライブのロゴやタレントイラストを用いたファッションアイテムを制作可能になりました(公式ショップではホロライブタレントのアロハシャツやTシャツも販売開始)。

これによりファン創作と公式展開の境界が一層薄れ、ファンメイド×公式コラボの融合とも言える現象が起きつつあります。

カバー社のIR発表や開発者レターによれば、今後のロードマップではさらに興味深い展開が予定されています。まず技術面ではPCのWebカメラを利用してユーザーの表情・身体の動きをアバターに反映させるフェイストラッキング/モーショントラッキング機能の実装が検討されています。

これが実現すれば、VTuber配信のようにユーザー自身がアバターとなってコミュニケーションできるようになり、ライブ会場で歓声を上げたり一緒に踊ったりといった臨場感あふれる参加が可能になるでしょう。またアバターのバリエーションとして獣耳などの異種族アバターパーツの追加も予定されています。

ファンタジー色の強いホロライブ・オルタナティブの世界観に合わせ、より多彩な姿で活動できるようになると見られます。イベント面では、ホロライブタレントによるバーチャルライブやミート&グリート(お見送り会や交流会)の開催計画が公表されています。実際に運営レターでは「プロトライブ、ヤマトファンタジアのようなライブや、タレントさんと近い距離でコミュニケーションが取れるミート&グリートを予定している」と明言されています。

自分のアバターでバーチャルライブに参加し、終演後には推しのタレントと仮想空間で直接会話できる機会が得られるかもしれません。これは従来の配信視聴やリアルイベント参加とも異なる、メタバースならではのファン体験となるでしょう。

さらに3D空間ならではの新しいアクティビティやタレントとのインタラクションも順次追加していく予定とのことで、例えば一緒にミニゲームで遊ぶ、巨大なオブジェクトをみんなで作る、といった共同体験が考えられます。2025年は複数回の大型アップデートを計画しているとも述べられており、ホロアースは正式サービス開始後も進化を続けていく見通しです。

一方で運営上の課題も認識されています。株主総会の質疑応答資料によれば、「ホロアースを積極的にプレイ・配信しているタレントがいないが盛り上げ策は?」という問いに対し、運営は「必要機能の実装が完了していない開発段階であり、前提として積極的なプロモーション活動を実施していないのが理由」だと回答しています。つ

まり現時点では未完成ゆえ公式も大々的な宣伝は控えている状況で、タレントたちも本格的には参加していません。しかし裏を返せば、必要な機能が出揃い次第、大規模なプロモーションやタレント参加型企画を投入する用意があるとも読み取れます。

実際、上述のライブやミーグリが実装されれば、多くのホロライブタレントがこぞってホロアース内イベントに登場し、ファンも巻き込んだ一大ムーブメントが起こる可能性があります。

運営側も「新機能追加や既存機能の改善を踏まえ、然るべきタイミングでプロモーションを実施していく」と述べており、今はその助走期間と言えるでしょう。

ホロアースVer.1.0公開時点で英語圏ユーザーの増加も確認されており、今後Hololive ENやID所属のVTuberたちが自コミュニティを引き連れて参加すれば、グローバル規模での盛り上がりも期待できます。

最新ニュースとしては、ホロライブ6期生の沙花叉クロエさんの配信活動終了に際し、有志ファンがホロアース内にクロエさんの想い出スクリーンやペンライト演出を自主制作して送り出すといったユーザー発のイベントも話題になりました。

このように公式イベントのみならずファン主導の企画が生まれるのもメタバースの醍醐味であり、運営も二次創作ガイドラインの整備などでファン活動を後押ししています。

総じて、2025年現在のホロアースは“まだ発展途中だが着実に基盤が固まりつつある”段階であり、今後ホロライブタレント公式企画とファン創作が相まって飛躍的にコンテンツが充実していく局面を迎えるでしょう。

ホロアースの魅力と楽しみ方 (ファン向け解説)

最後に、ホロライブファンに向けてホロアースの魅力や楽しみ方を解説します。ホロアース最大の特徴は、自分自身がホロライブの世界に入り込めることです。

ホロライブ・オルタナティブで描かれた異世界に、自作の理想の姿(アバター)となって降り立ち、同じ趣味を持つ仲間たちと日常的に交流できる場は他に類を見ません。

例えばオルタナティブ・シティの街角では、推しのホロメンの衣装に身を包んだアバター同士が出会って「〇〇推しなんですね!」「そのTシャツ可愛い!」と盛り上がる、といったファン同士のコミュニケーションが生まれます。

実際にホロアース内ではホロライブ公式ショップがオープンし、ホロライブタレントのイラスト入りTシャツやEXPO記念アロハシャツなど公式グッズのバーチャル版を続々販売中です。

お気に入りの推しグッズを着て歩けば一目で推しが伝わりますし、ボイス付きスタンプで推しの決め台詞を会話に織り交ぜることも可能です。

ホロライブの配信を観るだけでは味わえない“自分もその世界の住人になる”体験こそがホロアース最大の醍醐味でしょう。

また、ホロアースはバーチャルライブ観戦にも最適です。これまでリアル会場のライブに行けなかった遠方のファンや海外ニキも、ホロアース内のライブビューイングに集まれば、ペンライト(サイリウム)を振ったりコールをしたりしながら一緒に推しを応援できます。

同じ空間で歓声を上げる一体感は配信を各自で見るのとは段違いで、まさに“オンライン上のライブ会場”が実現しています。今後予定されているミート&グリートでは、推しと直接対面(アバター越しですが)して会話する機会が提供される予定で、当日は緊張で何を話せるか分からない…と嬉しい悩みを抱えるファンも出てきそうです。

ホロライブ運営としても、より多くのタレントがホロアースに参加しやすい環境を整えると明言しています。

将来的にはホロライブメンバーが日常的にホロアースにログインしてファンと触れ合ったり、サプライズ登場するような演出もあるかもしれません。

例えば記念日の夜にホロアースの街に行くと、推しが3Dアバターで現れて直接お礼を言ってくれる…なんて夢のような展開もメタバースなら実現可能です。公式がどこまで踏み込むかは未知数ですが、少なくともホロアースという場ができたことで「VTuberとファンが同じ世界を生きる」感覚は格段に近づきました。

ゲームとしての遊び方も押さえておきましょう。ホロライブファンの中には普段あまりゲームをしない方もいるかもしれませんが、ホロアースは基本操作こそFPS/TPS風の3Dゲームですが、難しいアクションを要求される場面は多くありません。

最初はオルタナティブ・シティで街歩きやエモートでの交流から始め、慣れてきたらシミュレーションルームで素材集めやモンスター討伐に挑戦すると良いでしょう。

推し事(推しの応援)に疲れた時はマイスペースでお気に入りの家具に囲まれてのんびり過ごすのも一興です。シミュレーションルームは現在ソロまたはフレンド同士の協力プレイに対応しており、大人数でのMMO的プレイはまだ実装されていませんが、その分ソロでも遊びやすい調整がされています。レベル上げは少々根気が要りますが、ホロライブ配信をBGM代わりに作業プレイすれば推し活とゲーム攻略を同時に楽しめるでしょう。

ゲーム内で手に入れた素材で作った装備品を着て推しのライブに参加すれば、リアルとゲームがリンクした特別な思い出になるかもしれません。

ホロアースはまさに「みんなで創るホロライブのもう一つの世界」です。参加方法もシンプルで、公式サイトからクライアントをダウンロードして無料アカウント登録を行えばすぐに始められます。

対応は現状PCのみですが、要求スペックは高すぎず中堅ゲーミングPC程度で快適に動作します(グラフィック品質を調整可能)。今から始めても決して遅くありません。正式サービス開始直後の今がまさに新規ユーザーにとって狙い目のタイミングといえるかもしれません。

管理人のつぶやき:ホロアース、ここまで来たのすごすぎない!?

ホロアース、マジで進化しすぎでは??
もうほんと、「βのとき何もなかったあのロビーから、ここまで来たんか…」って感動。

最初はさ、ただ広いロビーでアバター動かせるだけだったじゃん?
それが今や、街を歩けて、アバターの着せ替えできて、マーケットで服作って売れちゃって、モンスターと戦って、家も建てられて……え、何事!? ってなるよね。



正直、ホロアースってどうなの?って思ってた

ここだけの話、最初の頃は「これ本当に形になるのかな……」って思ってたのも事実。
だってメタバースって聞くと、ちょっとフワッとしてて、ハードル高そうじゃん?

でもホロアースは、“ホロライブファンが楽しめること”に全力で寄せてくれてる感があるんだよね。
推しのTシャツ着たり、同じ推しの人とエモートで通じ合ったり……その瞬間に「ここ、ホロライブの世界だわ」ってなるのよ。

あと、何より街の雰囲気が良い!
BGMとか、建物の雰囲気とか、ずっとそこにいたくなるやつ。あれ、ほんと好き。


地味に楽しいのがクラフトと冒険

しかも、レベル上がってもステータス上がらないってのが面白くて、プレイヤーの成長=ガチのスキル向上っていう、なんかこう…昔のゲーム感ある。笑


マイスペースとマーケット、天才

で! 正式リリースで来たマーケット!
これ! ファンアート描いてた人とか、グッズ作るの好きな人とかにとっては夢の場所でしょ!?
自分が作った服が誰かに買われて、それを着てくれてるの見かけたら、もう泣くって。マジで。

そして、ホロライブ公式の衣装とかTシャツとかがバーチャルで売られてるのも激アツ
「リアルで買えなかったけど、ホロアースで着れた!」とか、もうテンション爆上。


いつか、推しと直接話せる世界になるかも?

記事でも触れてくれてたけど、「ミート&グリート(推しとおしゃべり)」が実装されたら……
もう、その日までに心の準備しとかなきゃでしょ!!

もし推しがホロアースにログインしてきて、バッタリ遭遇したら!?
「やばいやばい、推しが…推しが今ここにいる……」って叫びながらSS撮りまくってる自分が想像できる(笑)

でもね、そういう夢がちょっとずつ現実になりそうなのがホロアースのすごいところで。
運営さんが「そのうちタレントも積極的に参加していく」って言ってるのも安心できるし、これは待つ価値あるな~って思ってる。


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